新青森-青森間、特急料金0円
24日、JR北海道・JR東日本から12月4日ダイヤ改正のプレスリリースが出されました。
新青森から北海道方面へのアクセスは、「スーパー白鳥」「白鳥」。以前にも書きました通り、10往復が新青森まで乗り入れます。多客期には臨時の白鳥が2往復(うち1往復は青森発着)運転されます。「はまなす」も青森発着で残ります。今回のダイヤ改正では東日本エリアのみの改正であるためか、夜行列車の廃止はないようです。
特筆されるのは、新青森-青森間の特急料金。寝台列車を除いて、乗車券のみで自由席に座ることができます。つまり、特急料金が0円なのです。新青森-青森間は単線で線路に余裕がないことから、特急と普通を兼用できるこの特急料金0円の制度は、JRにとっても利用者にとっても便利なものでしょう。私のblogを見られたのでしょうか?
乗継割引でも配慮が見られます。新青森だけではなく、青森から特急に乗った場合でも乗継割引が適用になります(八戸での乗継割引は廃止になります)。新幹線が新函館まで伸びるまでの暫定的な施策とは思いますが、青森でちょっと観光をしてから在来線特急に乗る、ということもできます。
反対の弘前方面については、青森との距離が短いからなのか、八戸へ直通していた特急が廃止になり、その分普通列車が増発になります。短距離でも特急や(485系を使った)快速でアピールするという手もありますが、線路容量の問題があるのでしょう。現在、秋田方面への昼行の特急は「いなほ」と「かもしか」がありますが、これがすべて「つがる」になります。「いなほ」の新潟直通はなくなるようです。6往復(大館-青森間の毎日運転の臨時列車2往復を含む)の「つがる」はすべて新青森に停車します。「つがる」は当分、485系4両編成で運転されます。「当分」ということは、新青森開業で仕事がなくなるE751系を4両編成に改造の上、「つがる」に投入するのでしょうか? それとも、また別のことを考えているのでしょうか?
(追記)
「つがる」は2011年4月23日からE751系の4両編成になりました。E751系はもともと6両編成ですが、外された2両がどうなるかはわかりません。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2010/20100916.pdf、http://www.jreast.co.jp/akita/press/20110201-1.pdf、JR東日本盛岡支社ホームページ http://www.jr-morioka.com/pdf/press/pdf_1285550797_2.pdf、JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2010/100924-1.pdf、毎日jp http://mainichi.jp/area/akita/news/20100925ddlk05020042000c.html、railf.jp http://railf.jp/news/2011/04/24/175900.html)
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Comments
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Posted by: FasseHaky | 2010.09.25 07:19 PM
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Posted by: たべちゃん | 2010.09.26 07:17 AM
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Posted by: etellally | 2010.09.30 11:31 AM
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Posted by: たべちゃん | 2010.09.30 06:59 PM