新潟県、貸付料についての開示を受ける(3)
今回開示されたデータには、北陸新幹線の所要時間などのデータも含まれています。このまま使わないのももったいないので、ここで紹介します。
今、長野新幹線は8両編成で走っていますが、以前にも書いたように、金沢まで延長されると12両になると考えられています。E2系で考えると、定員は998人と推定されています。グリーン車は1両のようです。北海道新幹線まで乗り入れてくる東京-大宮間のことを考えると、確かに8両では厳しいです。
座席の65%が埋まるという仮定で、想定される輸送密度から考えると、設定される列車の本数は、長野までが1日27本、上越までが15本、富山までが14本、そして金沢までが13本となります。長野までが1時間に2本、長野以遠が1時間に1本というところでしょう。まぁ、実際には朝夕の混雑時には増発されますし、上越や富山で本数が減るとは考えにくく、むしろ関西・名古屋方面連絡のための富山-金沢間の区間便がいくつか設定されると考えています。
列車は最速達、速達、緩行の3種類が考えられています。最速達は大宮、長野、富山のみに停車し、東京-金沢間2時間26分(45秒)。以前書いた記事と合います。上越に停まると3分30秒ロスするようですので、2時間30分を切るためには通過されても仕方がないでしょう。速達は上野、大宮、高崎、軽井沢、長野、上越、富山に停まり、東京-金沢間2時間36分。緩行は長野-金沢間を各駅に停まり、1時間21分かかります。
ただ、想定される長野まで1時間に2本、金沢までが1本の組み合わせだと、次のパターンになると思われます。上野、大宮と停まった後は長野までノンストップとなり、そこからは各駅に停まる速達便と、長野まで各駅に停まる便の2種類です。最速達は朝夕の混雑する時間帯に運転されます。長野から各駅に停まる速達便の所要時間は2時間48分です。
(参考:新潟県ホームページ http://www.pref.niigata.lg.jp/koutsuseisaku/1287522081374.html)
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