「manaca」のマイレージポイントはかなりケチ?
来年2月11日からようやく使えるようになる「manaca」。従来の「ユリカ」などのプリペイドカードのままでいくか、それとも「manaca」に切り替えるかを判断する大きなポイントは、マイレージポイントの内容。5000円分の「ユリカ」を買うと5600円使えますから、大体1割引。昼間用のカードだとさらに割引率は高いです。地下鉄用は約16.7%、市バス用は約3割引です。これが判断の基準となります。
しかし、先日名鉄が発表した、「manaca」のマイレージポイントサービスの内容は、かなりお寒いものでした。名鉄電車は、1日から月末までの1か月間の利用金額と利用回数の両方の基準でマイレージポイントを付与します。利用金額では月に2001円以上利用しないとポイントがつきません。利用回数では月に11回以上利用しないとポイントがつきません。月に20001円以上、月に41回以上使うと最大の付与率が与えられます(ただし月20001円以上の部分にしか最大のマイレージポイントがつきません)。それでも14%です。
名鉄バスも厳しいです。1日から月末までの1か月間の利用金額に対して2%と、月ごとの金額が2000円、5000円、10000円に達するごとにボーナスポイントがつくだけです。月に10000円使っても5%しかつきません。
名古屋市交通局のマイレージポイントの水準がわからないので最終的な判断は出来ないですが、名鉄を見る限りではあまり期待出来そうにはないです。JR東海の「TOICA」みたいに、定期券用と割り切ったほうが良いかもしれません。
(参考:名鉄ホームページ http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2010/1205895_1138.html)
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