阪急、ノンストップ特急復活か?
かつては阪急京都線の特急も京阪間ノンストップでしたが、JRの新快速に敗れ、停車駅がどんどん増えていきました。今の特急はかつての急行のようによく停まります。こまめに停まることになったことにより、看板車両だった6300系は使いにくくなり、2月末をもって定期列車からは引退しました(臨時列車としては運転実績があります)。
ところが阪急は来年5月に予定しているダイヤ改正で、河原町-梅田間に観光客誘致のための列車を運転することになりました。休日の朝夕に1日数本走らせるこの列車は、烏丸・桂・淡路・十三にしか停まりません。かつての特急とは停車駅が違いますが、京阪間ノンストップであることには変わりありません。桂は嵐山への連絡、淡路は地下鉄堺筋線への連絡を考えた停車駅でしょう。ライバルのJRにはできない芸当です。車両も往年の特急にふさわしいものです。2月末に引退した6300系の内装を改造し、京風にして、観光地への誘客を図ります。
また、2008年の秋以降、春秋のシーズンには嵐山への直通列車が走っていましたが、今後は期間を拡大して、春秋以外でも直通列車を運転することにします。
阪急の強みは、地下鉄堺筋線と直通することによって、大阪の南部からでも行きやすいこと。これまでも堺筋線との直通運転はありましたが、ダイヤ改正後は休日に河原町-天下茶屋間の直通列車を運行するようです。
(追記)
阪急は5月から河原町から地下鉄堺筋線天下茶屋へ直通する列車を運行します。休日に1日30本あまり運行しますが、「準急」ではアピール度に欠けますね。淡路あたりで特急に乗り換えたほうが確実に速く、直通の意味が薄いです。
(参考:日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A96E3E5E2E3E48DE3E5E3E3E0E2E3E29E9693E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2、産経関西 http://www.sankei-kansai.com/2011/01/25/20110125-048797.php)
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