東北新幹線で新青森へ(5)
「ゴロンとシート」でもよく眠ることができた。正直言って、開放式では寝台料金を取るに値しない。さすがに510円の指定席料金は安過ぎるが。2000円ぐらいで毛布を配れば十分だろう。船の2等船室みたいに。八戸で買っておいた「復活いわし蒲焼風弁当」を朝食にする。大宮には2分遅れで到着。定時と言ってもいいだろう。
昨年12月のダイヤ改正で、貨物線を使って走る、新たな列車が誕生した(正確に言えば、臨時列車の運転実績はある)。西船橋と大宮とを結ぶ「しもうさ号」だ。1日3往復と少ないが、毎日運転されることには違いない。この機会に乗っておこう。埼京線と武蔵野線を乗り継いで東浦和に行く。これまで一本で行くことのできなかった駅だ。
反対側の府中本町方面のホームに行く。やってきた「しもうさ号」はほかの武蔵野線の電車と同じ、205系の8両編成。誤乗を防ぐためのアナウンスが流れる。武蔵浦和を過ぎてからが「しもうさ号」の大事な区間。武蔵浦和を出てすぐ、ポイントを左に渡り、貨物線に入る。そのまま弧を描くように右に曲がり、埼京線中浦和駅をくぐる。しばらくするとトンネルに入り、地上に出ると東北線と並行する。終点の大宮に着いた。「しもうさ号」の写真を撮ったが、行先表示幕はすでに「回送」となっていた。(続く)
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