東北新幹線で新青森へ(7)
茨城空港に行くバスも基本的には主要停留所である小川駅に立ち寄るが、石岡駅9:35発の便は小川駅に立ち寄らず、玉里辻から空港にノンストップ。通常の便より5分短い、30分で空港に着く。専用道を走っていたときにひとり降りたので、空港まで乗ったのは私のみだ。茨城空港は1階がチェックインカウンターと搭乗・到着口(国際線もあるため、入国審査や税関もある)、2階がカフェテリアと売店、展望デッキになっている。神戸とソウルに1日1往復、上海には週3便が発着するだけの空港なので、設備は簡素だ。駐車場に止まっている車が目立つのみだ。ボーディングブリッジもなく、利用者は1階から(バスではなく)歩いて移動するようだ。神戸へのスカイマークが停まっていたので離陸する場面を見たいとも思ったが、離陸は10:40。見ていたら遅くなるので、折り返しのバスで戻る。10:25発だ。乗客は私ひとり。
帰りのバスは小川駅までも各停留所に停まっていく。帰りも乗客は少なく、小川駅でひとり乗ったのみ。2人しか乗っていない。ほかの便の状況はわからないが、これでは「かしてつバス」は厳しいかもしれない。中途半端なのだ。需要が少ないなら(専用道をつくらずに)通常の道路を走ればいいのだし、もし地元サイドの話のように、朝のラッシュ時に渋滞するのなら、(一気に全線を廃止せずに)小川駅までを部分的に存続させる方策もあったはずだ。もっとも、部分的に存続しても経営は厳しく、好転する可能性は低いのだが。バス専用道なら渋滞しやすい町近くだけ整備すればいいというメリットがあるし、難しいところだろう。
石岡に戻ったら後は名古屋に帰るだけ。しかし、そう単純にはいかない。駅には人だかりができているし、ホームには通過するはずの「スーパーひたち15号」が停まっているからだ。どうやら石岡の少し水戸寄り、羽鳥―岩間間で、架線にビニールか何かが付着して電車が止まっているらしい。取りあえず駅の横のパン屋で、昼食用のパンを買う。
間もなく運転を再開したので、上野方面のホームに行く。先に到着したのは所定が石岡10:30発の普通。途中で後続の特急に抜かれるかもしれないが、行けるところまで行ってみよう。「スーパーひたち22号」の通過を待って約50分遅れで石岡を出た。土浦でも何のアナウンスなくすぐに出たのでそのまま乗っていたら、佐貫で「フレッシュひたち24号」に抜かれた。乗る予定だった列車だ。仕方ないのでそのまま上野まで行く。上野の直前、北千住で「スーパーひたち26号」にも抜かれ、終点上野には40分遅れで着いた。
(参考:茨城空港ホームページ http://www.ibaraki-airport.net/index.html)
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