東京電力計画停電により、通勤の足大混乱
今回の大地震により福島にある原子力発電所に重大な事故が起こるなどして、東京電力の供給能力が大幅に低下しました。そこで、昨日(14日)から東京電力は1都8県の供給エリアを5つにわけて順番に停電を行うことにしました。
その影響を大きく受けたのが、鉄道。東京都23区はまだ何とか動いている状態ですが、それ以外の地域では地震で被害にあっていないにもかかわらず全く電車が動かないという事態になりました。しかも、東京電力の計画停電の発表が遅かったことから運休が決まったのが遅く、朝起きてテレビのニュースをつけて初めて、電車が停まっているのを知ったという人も多かったと考えられます。当然、通勤等の足は大混乱です。
計画停電は昨日だけの話ではなく、4月までは続くようです。学校は停電が収まるまで春休みにすればいいですが(その間は交通事情が改善されたらボランティアをやってもらうか、地方出身の人は実家に帰ってもらう)、通勤はそういうわけにはいきません。1か月も電車を運休させて、経済活動を止めるわけにはいきません。本数を減らしてでも、通勤の足を確保する必要はあるでしょう。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110313-OYT1T00556.htm、http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00085.htm?from=main3)
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