2011年、大変貌のアーバンネットワークを見る(3)
次に乗るのは、大阪12:03発の「はまかぜ3号」。キハ189系で運転されている。通常は3両編成だが、今日は6両に増結されている。とは言っても、ガラガラ。自由席もほとんど乗っていない。もともと「はまかぜ」は神戸と但馬地方とを結ぶ列車であり、非電化の城崎温泉以遠に行かない限り、大阪からは遠回りの「はまかぜ」に乗る必要がない。そのため、比較的空いていること自体は不思議ではないが、それを差し引いてもとてもゴールデンウィークとは思えないほどだ。三ノ宮や神戸でも乗ってきたが、空席が目立つ。
神戸で折り返し、新快速で尼崎へ(途中、灘駅では渡り線の工事が行われつつあった。新駅の設置計画によって、灘駅の渡り線工事は変更されると思っていたが、そうではないようだ)。ここで東西線に乗り換える。階段を降りて、目の前に停まっている松井山手行き(尼崎12:55発)に乗ろうとしたが、足が止まる。女性専用車なのだ。ラッシュ時のような混雑時ならともかく、日中や休日に女性専用車を設ける意味はわからない。店なら女性を優遇することによって、男性客も呼ぶという効果があるが、必要があるから乗る鉄道にはその効果がない。幸い、女性専用車のあるのは、主に普通に使われるロングシートのもの。新快速などの快速用にはない。普通は比較的空いているので、混雑分散の観点からすれば、まだマシなのであろう。仕方ないので、隣りの車両に行く。207系(321系だったかも?)はロングシートと言えども座面が低く、空いていればソファの感覚で座ることができる。ホームドアの設置された北新地を過ぎ、京橋で降りる。(続く)
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