2011年、大変貌のアーバンネットワークを見る(4)
京橋の環状線ホームで立ち食いうどんを食べ、京橋始発の「関空・紀州路快速」に乗る。
阪和線はこのダイヤ改正で大きく変わった。快速と普通が1時間に6本ずつ走るダイヤから、快速・区間快速・普通が1時間に4本ずつ走るダイヤになったのである。本数は減ったようにみえるが、今までのダイヤは運転間隔がバラバラで、正直言って使いにくかったのである。新しいダイヤでは、和泉砂川以北は特急の待避待ちによるダイヤの揺らぎはほとんどない。1分か2分の差だ。私が乗った「関空・紀州路快速」も和泉府中で「はるか」に抜かれたが、停車時間は短く、すぐに発車した。和泉砂川以南も、特急に抜かれる便だけが4分ほど前後するだけ。パターン化されているので、以前よりよほど使いやすい。
さて、車両のほうでは225系が大量に投入され、旧型車両の103系を置き換えつつある。日中の快速・区間快速は223系、225系に統一され、103系は天王寺-鳳間の普通にしか使われない。鳳以南は223系、225系の天下なのだ。いつの間にか阪和線は大きく変わっていたのだ。225系はJR京都線などにも投入されたが、数が少ない。確実に乗るなら阪和線だ。現に乗った「紀州路快速」(京橋13:28発)は225系だ。ちなみに日根野まで併結して走る「関空快速」は223系だ。223系と225系は区別されず使われているようだ。
「関空快速」と別れることにより4両に短くなった「紀州路快速」を、次の長滝で降りる。この改正で、一部の朝夕の快速を除いて、日根野以南は各駅に停まるようになった。今回は長滝で降りるからいいが、これで延々と和歌山まで各駅に停まるのは厳しい。全ての快速を和歌山まで快速運転する必要はないが、半分の2本は日根野以南は和泉砂川のみ停車の快速運転をしてもらいたいものだ。これでは「紀州路快速」ではなく、「紀州路鈍速」だ。(続く)
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