113系「阪和色」、来年3月で阪和線から姿消す
すっかり223系・225系の天下になった阪和線。かつて阪和線の快速には、113系が主に使われていました。阪和線の113系は、白っぽいグレーに水色の帯を巻いていました。いわゆる「阪和色」です。1972年、阪和線に新快速(1978年に快速に統合)が登場して以来、40年近く親しまれた塗装です。
しかし、先ほども述べたように、223系・225系が増備されたことと、113系のリニューアルによりいわゆる「カフェオレ色」になったことにより、今ある「阪和色」は12両だけとなってしまいました。225系はさらに増備され、阪和線用の5000番台は116両となります。ついに来年3月で古巣の阪和線から姿を消すことになりました。
「阪和色」の113系は廃車にならず、阪和線・紀勢線を離れ、ほかの路線で走り続けます。しかし、旧型電車の単色塗装化が進んでいる現状では、「阪和色」も一色に塗り替えられてしまいます。「阪和色」をほかの路線で見続けることができるわけではないのです。
(追記)
阪和線・紀勢線で走っていた113系(主に御坊以南で走る2両編成のものは除く)は、この2011年12月10日に引退します。11日からは223系が走ることになります。現在走っている「阪和色」を含めた8編成32両は、広島・岡山地区で走り続けることとなる予定ですが、「阪和色」から塗り替えられる予定もあるようです。次の検査のときに塗り替えるのでしょうか?
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/110627/trd11062722450023-n1.htm、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1286328905849_02/news/20111204-OYT8T00082.htm、railf.jp http://railf.jp/news/2011/12/10/065700.html)
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