阪急宝塚、京都線、独自に間引き運転を検討
二転三転する、関西の「節電ダイヤ」(記事1、記事2)。いったんは「節電ダイヤ」を行わない方向となりましたが、16日に事情が大きく変わりました。大飯原発1号機が停止し、夏場に電力不足に陥る危険性が高まりました。原発に頼る割合が高い関電は、もともと電力不足に陥る危険性が高かったのですが、いきなり危険な状態になったのです。そこで阪急は、関電からの要請を待たず、関電管内の電力使用率が95%を超える場合、自主的に間引き運転をすることにしました。
間引きの対象は、宝塚線と京都線。平日の12~15時に実施します。両方の線で行うか、どちらか一方の線で行うかは検討中です。普通の連結車両数を削減する神戸線は間引き運転の対象外となります。
もっとも、これには疑問点もあります。なぜ、神戸線のような連結車両数の削減が難しいのでしょうか? 神戸線では、7月25日から9月22日までの間(休日ダイヤの8月15日は除く)、平日の11:30~15:30を対象に、普通電車の約4割を8両から6両にします。11、12時台、中ほどにある拠点駅の西宮北口で、8両編成の電車から6両のに乗り換えてもらいます(4本の電車が乗り換えの対象となります)。逆に14時以降は、西宮北口で乗り換えてもらうことにより、8両編成に戻ります。間引き運転をすると、10分ごとのパターンダイヤは崩れてしまいます。宝塚線や京都線ではこのような方法は難しいのでしょうか?
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004294346.shtml、http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004271908.shtml)
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