東北支援で宿泊費助成はおもしろいかもしれない
題材は今日(3日)の朝日新聞社説。
東日本大震災復興のため、東北地方の高速道路を無料化する話があります。すでに6月20日からは、被災者と中型車以上が無料となっています。被災者は被災証明書等が必要なため、被災証明書を乱発するところがある、というおまけが付いています。
そこで社説で提案しているのは、宿泊費の一部を助成すること。実は、すでにこのような動きは東京都で検討中です。助成額は1人1泊3000円、5万泊分を用意するようです。被災地3県で最低1泊することが条件のようです。
高速道路の無料化や値下げなら、車を使う人のみがメリットがあり、公共交通にはデメリットしか与えません。観光客を増やして復興に役立てようとするなら、こちらのほうが交通機関に対して中立的で、望ましいかもしれないですね。いろいろ課題はあるかもしれないですが、観光シーズンの夏に向けておもしろい話です。
(参考:7月3日朝日新聞朝刊 中部14版)
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