九州新幹線とそのライバルたち(8)
鹿児島中央でお土産とお弁当を買い揃え、いよいよ「さくら566号」に乗る。
新大阪まで直通する「さくら」は、N700系が使われる。8両編成のバージョンはJR西日本のものとJR九州のものがあるが、今日のはJR九州のバージョン、8000番台だ。ただ、両者とも基本的な構造は同じなので、JR九州らしい派手さはない。発車20分ほど前にドアが開き、客が乗り込む。鹿児島中央を出た。席は結構埋まっている。
新八代までの既開業区間は、トンネルの連続。チラッと見える東シナ海が逆に印象的だ。最初の停車駅、川内で早速乗降ともにある。新八代から未乗車区間になり(昨日は熊本までしか乗っていない)、平野部を走って熊本に到着。これで全国の鉄軌道を「完乗」した。すでに3月末に開業した名古屋市地下鉄桜通線にも乗っているので、当分は新規開業路線はない(一番早くて2013年の可部線延長か?)。新規開業路線ができると全国どこにでも乗りに行かないといけないとはいえ、当分そういう路線がないというのは残念なことだ。
新大阪直通の「さくら」は、博多-熊本間は久留米のみに停まるのが基本パターンであるが、この「さくら566号」は新玉名、新鳥栖に停車する代わりに、久留米を通過する。利用者が少ないと言われる新玉名に停まる貴重な「さくら」だ。さてその新玉名、さすがに新大阪直通の列車ということもあって、乗る人はそれなりにいる。
博多からは山陽新幹線。流して走っていたように感じられた九州新幹線のときとは違って、スピードを出して走っているように感じられる。博多で降りる人は結構いるが、その分乗ってくる。ほかの停車駅でも同じで、降りた分だけ乗ってくる。空き始めたのは、姫路を出てからだ。(続く)
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