「あさぎり」はMSE60000形で(2012年3月ダイヤ改正(5))
今回は、JR東海について。
先日、「あさぎり」に使われる371系が定期列車から引退し、団体列車用にリニューアルされるというニュースを紹介しました。その後、「あさぎり」には(これまで「あさぎり」用に使われてきた)RSE20000形が使われると思われていましたが、意外な答えが出ました。MSE60000形6両編成で運転されるのです。運転区間が新宿-御殿場間に短縮され、平日は3往復に減少します(休日は4往復のまま)。
「あさぎり」は小田急からJR東海に乗り入れる特急。小田急も同じ日にダイヤ改正をします。一部を抜粋すると、これまで東京メトロから箱根湯本までの直通特急は休日のみの運転でしたが(平日は通勤時間帯のみに運転するだけでした)、平日にも1日1往復「メトロはこね」を運転します。また、一部の休日に限り東京メトロ有楽町線新木場まで直通運転していた「ベイリゾート」の運転を取りやめます。2つの地下鉄線(千代田線、有楽町線)にまたがるためダイヤが組みにくく、しかも運転日が限られているために認知されにくかったのでしょうか? 貴重な体験となりました。今回のダイヤ改正は特急(地下鉄直通以外のものも含めて)を中心に変更が加えられています。
「あさぎり」関連以外に目を向けると、300系が引退することにより、700系・N700系に統一され、昼間の「のぞみ」で東京-新大阪間2時間33分運転するものが増えます。名古屋近郊では、東海道線幸田-岡崎間に相見駅が開業し、区間快速・普通が停車します。中央線も平日の夜間に快速が1本増え、太多線では平日朝に普通を1往復増発します。しかし、「ホームライナー太多」は廃止されます。名古屋から愛知環状鉄道に乗り入れている列車のうち、休日昼間の5往復については乗り入れを取りやめます。休日の愛知環状鉄道に4両は過大だったのでしょう。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000013606.pdf、小田急ホームページ http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/6813_2421858_.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 名古屋市営地下鉄東山線、9月に減便のダイヤ改正(2022.07.05)
「JR東海」カテゴリの記事
- 3年ぶりの「完乗」奪回(0)(2022.06.19)
- 3年ぶりの「完乗」奪回(2)(2022.06.20)
- HC85系は3タイプつくられる(2022.05.23)
- HC85系は7月1日の「ひだ1号」でデビュー(2022.05.17)
- 「EXサービス」専用の「近鉄伊勢志摩フリーパス」(2022.05.15)
「小田急」カテゴリの記事
- 3年ぶりの「完乗」奪回(0)(2022.06.19)
- 3年ぶりの「完乗」奪回(2)(2022.06.20)
- 一晩中VSEで過ごすツアー(2022.06.05)
- 小田急、「走る喫茶室」を復活(2022.01.31)
- 小田急、VSEを引退させる(2022.01.03)
Comments