惜別「きたぐに」と長野電鉄の旅(2)
直江津では7分で接続する信越線の電車があるが、乗る機会の少ない信越線は明るくなってから乗りたいので、次の直江津6:50発にする。115系の3両編成で長野色に塗られている。
信越線は意外に乗降客が多い。直江津では雪は少なかったが、山に向かって進むにつれ、だんだん深くなっていく。新幹線の駅ができる脇野田あたりは一面の雪景色だ。新幹線の高架橋はすでにできあがっている。あと3年あまりで開業なのだ。スイッチバックのある二本木で降りる人が多い。何かの工場があるのだろうか? 二本木で静かになった電車は、そのまま県境を越える。長野県に入る。雪は止み、太陽がまぶしい。黒姫からどんどん乗ってくる。座ることはできず、立っている人がどんどん増えていく。2分ほど遅れて長野駅に着いた。
長野電鉄に2月にデビューした「スノーモンキー」。「成田エクスプレス」で使われていた253系が長野電鉄に来ているのだ。ここで狙いたいのは個室の「Spa猿~ん」。「成田エクスプレス」ではグリーン個室として使われていたところだ。「成田エクスプレス」時代では高過ぎて考えることもできなかったが、「Spa猿~ん」なら1室たったの1000円。気楽に買うことができる。
ただ、この「Spa猿~ん」、事前の予約は受け付けず、当日始発駅の窓口で売るのみ。長野駅に着いたらすぐに長野電鉄の窓口に行き、次の「スノーモンキー」(長野9:06発)の「Spa猿~ん」が空いているか尋ねる。幸いにも空いていたので、1000円出して買い求める。切符は硬券であった。(続く)
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