南海本線、2012年4月1日ダイヤ改正
南海は、2012年4月1日から南海本線のダイヤ改正を行います。ダイヤ改正の主な内容は3つ。(1)和歌山大学前駅の開業 (2)特急のオール「サザン」化 (3)和歌山港線を南海フェリーとの接続時のみ運転 です。
ダイヤ改正日の4月1日に開業する和歌山大学前には、急行以下の列車が停車します。平日は和歌山市方面が急行17本、区急16本、普通36本の合計69本(そのうち6~9時の間に、急行6本、普通9本が停車。18~21時の間に急行8本、区急5本、普通4本が停車)、難波方面が急行18本、区急10本、普通39本の合計67本(そのうち6~9時の間に、急行9本、区急2本、普通8本が停車。18~21時の間に急行5本、区急2本、普通6本が停車)。休日は和歌山市方面が急行1本、区急7本、普通36本の合計44本(そのうち6~9時の間に、急行1本、区急3本、普通4本が停車。18~21時の間に普通6本が停車)、難波方面が急行3本、区急6本、普通35本の合計44本(そのうち6~9時の間に、急行3本、区急3本、普通4本が停車。18~21時の間に普通6本が停車)。南海本線の急行が平日の朝夕を中心にしか運転されていないことがよくわかります。休日はほとんどないのですから。
これまで南海本線には、「自由席特急」というものがありました。座席指定の車両が足らず、ロングシートの通勤型電車で運転されるものです。現行のダイヤでは、平日、休日ともに2往復あります。これが「サザン・プレミアム」12000系の投入により車両不足が解消され、すべての特急が一部座席指定となります。朝と夕方以降の一部時間帯を除き、30分おきに特急「サザン」が走ります。平日、休日ともに1日34往復です。
和歌山港線については、徳島への南海フェリーに合わせたダイヤになります。それ以外は運転されません。平日は1日7往復(難波-和歌山港間の特急・急行の直通運転が5往復、和歌山市-和歌山港間のワンマン普通による折り返し運転2往復)、休日は1日6往復(難波-和歌山港間の特急の直通運転が4往復、和歌山市-和歌山港間のワンマン普通による折り返し運転2往復)です。
また、和歌山市駅では2012年度からバリアフリー工事を行うため、4月1日から加太線の発着を6番線から3番線に変更します。
南海関連なので合わせて書きますが、1月21日からの休日、金剛駅前・泉ヶ丘駅・和泉中央駅からりんくうアウトレットへの直行バス、「りんくうプレミアム・アウトレット号」を走らせます。金剛駅前発着(泉ヶ丘駅・和泉中央駅経由)、泉ヶ丘駅発着(和泉中央駅経由)が1往復ずつです。運賃は金剛駅前・泉ヶ丘駅からが片道900円、和泉中央駅からが片道800円ですが、日帰り往復だと1500円と少し安いです。プリペイドカードやICカードは利用できず、支払いは現金のみ。降車時に支払うことになります。また、往路に乗車した人には、りんくうプレミアム・アウトレットの対象店舗で利用できるクーポンシートなどがもらえます。
(追記)
和歌山港線についてですが、平日の難波・和歌山市方面のみ2本増発され、9本となっています。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/120125.pdf、http://www.nankai.co.jp/traffic/jikoku/pdf/wakayamako/n_02.pdf、http://www.nankaibus.jp/info/rinkupremium/index.html)
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