「サザン・プレミアム」に乗ってきました
前の旅行記の続きです。
難波への高速バスの発車は22時ちょうど。高速バスの乗り場は、長野駅から少し離れた、コンビニの前。待合室の類はない。お土産を買い、駅の待合室で時間をつぶすが、寒い。発車時刻の少し前にバスはやってきた。今日は2台で運行。長野電鉄のバスだ。前の1号車に座る。バスは姨捨サービスエリアで20分ほど休憩するだけで、あとは車外に出ることはできない。ただ途中では停まっていたので、時間調整を兼ねた運転士の休憩はあると思われるが。予定より少し早くなんば高速バスターミナルに到着。
新型車両「サザン・プレミアム」の運行ダイヤは南海のホームページで公表されている。今日(2011年12月29日)は「サザン5号」(難波8:14発)に使われる。難波に8:05に着く「サザン6号」の折り返しだ。「サザン」は和歌山市のほうに座席指定車、難波のほうに自由席車がつく。どちらも4両ずつだ。さて、和歌山市からやってきた「サザン6号」、混んでいるのは自由席車でも一番難波寄りの1両だけで、ほかの車両は自由席車でも空席が見られる。もちろん、御用納めは昨日のことだし、南海はすでに新今宮、天下茶屋で客を降ろしているので、難波の状況だけでは判断できないのは当然だが。
難波での整備を終え、座席指定車も乗車可能となる。ただ、座席指定車はガラガラ。新今宮や天下茶屋で乗ってきたが、それでも空いている。「サザン・プレミアム」は、南海の女性社員の意見を参考に改良が加えられている。500円払ってもらう価値のある車両をつくるためだ。ただ、途中トイレに入ったが、どうせなら温水洗浄便座にしてもらいたかったところだ。「サザン」は南に向かって進む。箱作あたりで海が見えると心が和む。2012年4月に開業予定の和歌山大学前(線路の切り替えも終わっていた)を過ぎ、終点和歌山市に着く。
そのまま折り返しの「サザン16号」(和歌山市9:30発)に乗る。今回乗るのは自由席車。「サザン・プレミアム」は併結する自由席車も新しい車両。8000系がつく。自由席車は和歌山市の段階で椅子が埋まりつつある。しかし、座席指定車は行きよりはよいが、空席が目立つ。やはり座席指定車は2両で充分だ。自由席車を6両にしたほうがバランスがとれる。それにしても8000系、JR東日本を中心に関東の私鉄でよく見られるタイプの車両だが、椅子が硬い。確かにお行儀よく座れ、鉄道会社にとってはありがたいかもしれないが、座っている立場からすれば、いい椅子ではない。ソファみたいなロングシートに慣れた身にとってはなおさらだ。
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