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環境アセスメント省略で、仙石線など早期復旧へ

 東日本大震災による津波で、大きな被害を受けた仙石線と石巻線。仙石線陸前大塚-陸前小野間6.4キロと、石巻線浦宿-女川間2.5キロは以前にも書いたように、内陸部へ移設することが検討されています。仙石線については、JR東日本は2015年度に全線開通を目指していますが、それを後押しする動きが出てきました。

 本来、宮城県の条例では2キロ以上7.5キロ未満の移設は環境アセスメントの対象となります。仙石線も石巻線もその対象になります。県の説明によれば、環境アセスメントには通常1~3年かかります。ところが、宮城県は両線の移設について、環境アセスメントをしない方針です。震災復旧の場合は環境アセスメントの対象から外すという内容で、3月末までに条例を改正する方針です。

 環境アセスメントが省略されれば、その分工事着工が早くなり、全線復旧が早まる可能性も出てきます。仙石線は特に利用者の多い路線だけに、環境アセスメントの省略はありがたい話です。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20120222k0000m040110000c.html)

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