京阪バス、京都-交野-なんば間高速バス4月1日から運行開始
第二京阪の開通により、京阪間の道路事情は改善され、今までにない高速バスが運行されるようになりました。京阪バスが運行する「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」は鉄道では行きづらい京都駅と松井山手を結ぶため好評です。
この「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」に新たなタイプが出ました。なんとなんば(OCAT)まで行くのです。4月1日から運行開始し、京阪間を平日はなんば(OCAT)行きが14本、京都駅八条口行きが13本。休日は13往復します(このほか、京都駅八条口-京阪交野市駅間、高速京田辺-なんば(OCAT)間の区間運転もあります。前者は、平日の京阪交野市駅行きが1本、京都駅八条口行きが2本、休日は1往復です。後者は、平日のなんば(OCAT)行きが2本、高速京田辺行きが3本、休日は2往復です)。観光バスタイプの車両を使い、定員は8席の補助シートを含めて57席です。支払いはICカード「PiTaPa」「ICOCA」、京阪グループ共通バスカード、「スルッとKANSAI」カードが使えます。
しかし、京都駅八条口-なんば(OCAT)間で約80分、800円かかります。いくら梅田での乗り換えがないとはいえ、並行する鉄道に比べて遅くて高いです。直通客はそう見込めないかもしれません。ただ、この「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」でキーとなるのは、途中、JR学研都市線松井山手駅近くにある高速京田辺に停まるとともに、交野市内では第二京阪を下りて、河内磐船駅と京阪交野市駅に停まること。京都市内で京都駅八条口など3か所に停まり、高速京田辺、河内磐船駅、京阪交野市駅を経てなんば(OCAT)に行きます。京都市内の停留所相互間の利用はできませんが、それ以外の区間は短距離でも利用できます。京阪交野市-河内磐船間という、交野市内のみの利用もできます。この「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」は京田辺、交野から京都、難波に行くのには便利でしょう。高速京田辺に停まることで、人気の京都駅八条口-松井山手間の「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」を補佐することもできます(京都駅八条口-松井山手間の「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」は4月1日以降もダイヤは変わりません)。すき間を突いた、バスならではのサービスです。
さて、京阪バス関連で書きますが、京阪には京都駅八条口と山科方面とを結ぶバス(山科急行線)があります。阪神高速8号京都線稲荷山トンネルを通り、山科にある京都橘大学との間を結んでいます。3月20日、このバスに新たな系統ができます。醍醐寺に向かう系統です。京都駅八条口-醍醐寺間のバスは平日の醍醐寺行きが23本、京都駅八条口行きが22本、休日は22往復です(なお、既存の京都橘大学発着のものがどのようになるかはわかりません)。この醍醐寺へのバスは京都橘大学に行きません。また、山科急行線は京都橘大学発着のものも運行経路が変わります(京都橘大学への直通便を除く)。地下鉄小野駅なども通らないことになります。
(参考:京阪バスホームページ http://www.keihanbus.jp/pdf/express_20120120.pdf、http://www.keihanbus.jp/pdf/express_20120131.pdf)
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