「スタディトレイン」
秋田内陸部の鷹巣と角館を結ぶ、秋田内陸縦貫鉄道。100キロ弱の長い第三セクター鉄道ですが、県庁所在地の秋田を無視し、過疎地帯をひたすら進むので、利用者は少なく、厳しい経営状態が続いています。
そんな中、昨年(2011年)のことですが、秋田北鷹高校の2学期期末試験の期間中、試験的に「スタディトレイン」を走らせました。11月29日~12月2日、12月8・9・12・13日の8日間、比立内5:54発、鷹巣7:10着の列車にお座敷車両(掘りごたつタイプが使われた模様)を連結したのです。
早朝にお座敷車両が使われることは通常考えにくいです。そういう車両を使った、高校生には嬉しいサービスです。勉強ははかどったのでしょうか? 「スタディトレイン」ならぬ、「おしゃべりトレイン」にならなかったのでしょうか?
(追記)
2012年度も秋田北鷹高校のテスト期間に合わせて、お座敷車両を増結して「スタディトレイン」として走らせます。2012年5月21日~23日の3日間、阿仁合6:41発、鷹巣7:38着の列車です。
(参考:秋田内陸縦貫鉄道ホームページ http://www.akita-nairiku.com/info/topics/item.php?id=318、http://www.akita-nairiku.com/info/topics/item.php?id=373)
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