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神戸電鉄、兵庫県などが無利子融資で支援

 減ったとはいえ、それなりの利用者がいるのに大赤字であるため存続が危ぶまれていた神戸電鉄粟生線。その当面の支援策がまとまりました。神戸電鉄が求めていた上下分離については経営状態の改善が図られないとして行いませんでしたが、ほかの方法で支援を行います。神戸電鉄が年間3億円の経営改善(人件費削減のほか、利用者の少ない駅のトイレの撤去、昼間時間帯の減便など)を行うのを前提に、兵庫県などが2012年度から5年間、神戸電鉄に無利子で融資し、安全施設の整備費用などを補助します。

 無利子融資の額は、兵庫県が36億円、神戸市が4億円。同じく沿線にある三木市や小野市は直接無利子融資を行うことはありませんが(融資相当分である三木市7.3億円、小野市8.7億円は兵庫県が肩代わりします)、両市は兵庫県に金利相当分を払います。この無利子融資により、神戸電鉄は支払利息が年間約7000万円軽減されます。また、沿線自治体の利用促進策を促すため、利用者が低迷した場合(全線の収入の減少幅が0.7%より悪化した場合)は、三木、小野の両市は粟生線の固定資産税に相当する分として、最大で合計約1億円を追加負担します。安全施設の整備などへの補助は、国の制度を活用して行います。自動制御装置の更新や車両の修繕などが該当します。国、県、沿線3市で年間約3億円を補助します。

 これらの支援策により、全線で年間9億円の収支改善効果が見込まれています。神戸電鉄の2010年度の経常損益は3.75億円の赤字でしたが、2014年度は1億円の黒字を見込んでいます。しかし、粟生線の赤字が大きく減るわけではありません。2010年度に12.2億円だった赤字は2014年度になっても約10億円と若干減るだけです。2014年度には効果を検証し、支援策の見直しを行います。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004801181.shtml)

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