特急「しなの」、3月17日からJR東日本エリアでの車内販売なし
以前、3月17日のダイヤ改正で「こだま」の車内販売が廃止されるという記事を書きましたが、JR東海の在来線特急の車内販売も縮小されるようです。JR東海の在来線特急で、車内販売があるのは、ダイヤ改正以前と同じく、「しなの」「ひだ」「南紀」「しらさぎ」の4列車。しかし、「しらさぎ」を除いて、車内販売のある列車・区間が削減されるのです。
「しなの」はすべての列車で、塩尻以遠の車内販売が廃止されます(名古屋-大阪間はダイヤ改正以前から車内販売がありません)。「しなの」26本中、18本が名古屋-塩尻間の営業、4本が中津川-塩尻間の営業、残り4本は全区間で車内販売がありません(ダイヤ改正以前は18本が名古屋-長野間で車内販売を営業、5本が一部区間のみ営業)。なお、臨時列車は全区間で車内販売がありません(これはほかの在来線特急も同様で、ダイヤ改正以前と変わりません)。ところで、午前中の4本は中津川-塩尻間のみの営業ですが、なぜ名古屋-中津川間ではなく、中津川-塩尻間なのでしょうか?
「ひだ」「南紀」については車内販売を行う列車が削減されます。「ひだ」はこれまで14本の列車で車内販売を行っていましたが、10本に削減されます。「南紀」はこれまで8本の列車で車内販売を行っていましたが、4本に削減されます。車内販売を行う区間はそれぞれ名古屋-高山間、名古屋-新宮間で、ダイヤ改正前と変わりません。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/120309.pdf、JR東海ホームページ http://railway.jr-central.co.jp/foods-drinks2/、http://railway.jr-central.co.jp/foods-drinks/index.html)
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Comments
たべちゃんさん、今晩は!
昔は、ローカル急行にも車内販売のおばちゃん販売員が乗務していて、ローカルな駅弁を販売していて、それはそれで、旅の楽しみでしたが、今の鉄道旅は世知辛い感じがします。
販売会社も、「大鉄車販」とか聞いた事がないローカルな会社でした。
因みに、夜行の寝台車のベッドを座席に変える時に乗り込んで来るリネン作業員の所属会社も「九鉄リネン」となってました。
悪く言うと、国鉄幹部の退職後の天下り先として、設立された会社でしょうけど……。
Posted by: パノラマハイパー | 2012.03.20 07:14 PM
パノラマハイパーさん、おはようございます。
* 昔は、ローカル急行にも車内販売のおばちゃん販売員が
現在はそういう楽しみはかなりなくなりましたね。
* 因みに、夜行の寝台車のベッドを座席に変える時に
昔のB寝台は3段だったので、座席への転換がどうしても必要だったのでしょう。中段をつぶさないと座ることができません。
* 悪く言うと、国鉄幹部の退職後の天下り先として、
そういう意図もあるでしょうね。
Posted by: たべちゃん | 2012.03.21 04:49 AM