「manaca」マイレージポイント、約6.3億円未還元
名古屋市営地下鉄、名鉄などで使える「manaca」。私も2月末まで「ユリカ」を使っていましたが、3月から「manaca」に切り替えました(「ユリカ」は5万円分買いだめしましたが、あまり使わないこともあり、払い戻ししたら45000円あまり戻りました)。「manaca」は利用額に応じてマイレージポイントがたまります。
ところが、たまったマイレージポイントは自動的に使えるものではありません。駅などにある券売機などで還元の続きをしないと使えるようになりません。マイレージポイントが付与されてから1年間、還元の手続きをしないと失効してしまいます(還元の手続きをしたマイレージポイントは無期限で使えます)。面倒な話ですが、マイレージポイントが単純に利用額に比例するのではなく(昼間の利用だとマイレージポイントが高くなることもあります)、ほかのICカードとの相互利用ができる(予定)ので、還元の手続きを入れないとできなかったのでしょうか?
名古屋市交通局によれば、2月末現在で地下鉄や市バスなどの利用で付与したマイレージポイントは約20.7億円分(名古屋市交通局分のみ、名鉄分は除く。以下同じ)。そのうち還元されたのは7割の約14.4億円分にとどまります。残りの約6.3億円分は還元されまいままで、中には3月末で失効するものもあります(2011年2月利用分です)。
せっかく利用して貯めたマイレージポイントですから、還元しないともったいないですね。
(追記)
結局、3月末まで還元されず、失効してしまったマイレージポイントは1100万円でした。報道の効果で、かなり駆け込みの還元があったようです。
(参考:朝日新聞3月16日朝刊 中部14版、名古屋市交通局ホームページ http://www.kotsu.city.nagoya.jp/dbps_data/_material_/localhost/chirashi.pdf、中日新聞4月11日朝刊)
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