Peachの機内で南海の割引切符販売
今日から運行が始まる、格安航空(LCC)、Peach。その機内(国際線(5月8日以降に運航)を含む、関空行き全便)で、客室乗務員が南海の切符を販売することになりました。日本で唯一、国内線定期券の旅客機内で鉄道の割引乗車券を発売することになります。
販売する切符は「Peach・なんばきっぷ」。2012年3月1日から2013年3月31日まで販売します。機内では引換券を販売します。乗車券のみのタイプと特急券(「ラピート」のレギュラーシート)付きのタイプです。いずれも関西空港から難波までの片道で、関西空港駅で乗車券・特急券と引き換えて使います。値段は乗車券のみが800円、特急券付きが1250円なので、若干安くなっています。通常価格はそれぞれ890円、1390円ですから。引換券は発売当日限り有効で、途中下車前途無効です。
(追記)
Peach関連なので、続けて書きます。
LCCであるPeachは人件費を抑えるため、インターネットを中心に販売しています。しかし、インターネットを使えない高齢者が多いことや、旅行会社の営業力が強く窓口での販売が多いことから、旅行会社にPeachの航空券を取り扱ってもらえるよう働きかけます。もっとも、インターネットが使えない人や旅行会社で航空券を買う人にはLCCの概念を理解できず、単にサービスが悪いというイメージを植え付けるだけかもしれませんが。個人的には、あまり得策ではないと思っています。
Peachは将来的には2~3割を旅行会社を通じて販売したいとしていますが、旅行会社には(従来の航空会社とは違い)手数料を払わない方針なので、旅行会社が取り扱いを行うかは不明です。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/120228.pdf、NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120302/t10013423281000.html)
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