6月1日、新東名経由「新東名スーパーライナー号」登場!
今月14日に御殿場ジャンクション-三ヶ日ジャンクション間が開通した、新東名高速道路。早速新東名経由の高速バスも運転されましたが、夜行バスばかりでした。しかし、JRバス関東とJR東海バスが運行する「東名ハイウェイバス」は、6月1日にダイヤ改正を行います。
最大の目玉は、新東名経由の直行便「新東名スーパーライナー号」の設定。東京駅-名古屋駅間を1日3往復します(そのほかに、東京駅-名古屋駅間は、東名経由の超特急9往復、特急2往復があります。合計すると14往復で、ダイヤ改正前より1往復増えます)。「東名ハイウェイバス」は停留所の少ない超特急便でもたくさん停まるため、新東名に移すのは難しいと思われていましたが、なんとこの「新東名スーパーライナー号」はノンストップ。名古屋駅行きは文字通りのノンストップ、東京駅行きも霞が関に停まるのみです。新東名経由便は名古屋市内も星ヶ丘などは経由しません。伊勢湾岸道などを経由すると考えられます。2014年度に浜松いなさジャンクション-豊田東ジャンクション間が開通すると、新東名から直通伊勢湾岸道に入ることができるからと思われます。
そして、新東名経由になったことなどにより、大幅なスピードアップが図られます。東京駅-名古屋駅間が最速5時間ちょうど(東京駅行きの最速は5時間9分です)。ダイヤ改正前の最速便より46分短縮されます。また、「新東名スーパーライナー号」は途中2か所で休憩します。ひとつは足柄サービスエリア、もうひとつは新東名にある遠州森町パーキングエリアです。新東名はパーキングエリアといえどもそれなりに充実しているので、何も買えないということはないでしょう。
また、東京駅-名古屋市内バス停間を利用する人には、早期購入割引「早売」があります。東京駅-名古屋市内バス停間の普通運賃は5100円ですが、平日(祝日を除く)については、21日前までに買えば割引になる「早売21」ができます。席数限定ですが、2400円です。インターネット予約サイト「高速バスネット」でクレジットカード決済を行うとさらに割引になり、2280円です。
(追記)
JRバス関連で書きますが、JRバス関東と東武バスセントラルは共同で、東京駅と東京スカイツリータウンをダイレクトに結ぶバスを44往復します。東京駅発が6:50~21:20、東京スカイツリー発が7:00~22:00でおおむね20分間隔で運行します。所要時間は片道約30分で、運賃は500円です。「Suica」「PASMO」が使えます。高速バスタイプの車両が使われる予定です。このバスは東京スカイツリーが開業する5月22日に運行を開始します。
(参考:JRバス関東ホームページ http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/post_95.html、http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/post_86.html、JR東海バスホームページ http://www.jrtbinm.co.jp/topics/tp_detail253.html)
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