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「ツタンカーメン展」と水都巡り(2)

 大阪は水の都。いたるところに川や運河がある。船にとってはありがたいが、人や車の行き来は不便だ。橋もいたるところにあるが、それが近くにないところもある。渡船の出番だ。天保山にも桜島に行く渡船がある。天保山の先、阪神高速の真下に乗り場がある。深夜以外は運転され、日中は30分間隔。歩行者と自転車が利用でき、運賃はいらない。橋が無料であるのと同じ理屈だ。出航直前に詰所から係員(大阪市職員)が降りてきて、ゲートを開ける。風が吹き、波が立っているが、問題ないようだ。自転車5台ほどと歩行者15人ほどが船に乗り込む。所要時間3分の船なので、椅子はない。船はS字状に川を渡り、桜島側に到着。向かい側の客を乗せて折り返す。

 渡船は橋ができるまでの暫定的な存在。しかし、橋ではなく、トンネルができたところもある。今度はそちらに行こう。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの片隅にある桜島から桜島線に乗って西九条へ。阪神なんば線に沿って歩けば目指すものがある。片側2車線の道路の突き当たりにあるのが、安治川隧道だ。1944年に完成し、当初は車もエレベーターで通行可能なものだったが、1977年に車の通行ができなくなり、今に至っている。深夜以外はエレベーターが使え、自転車も通行可能だ。隧道を抜けてそのまま歩くと商店街に入り、20分ほどで阪神なんば線の九条駅に到着。商店街の金券ショップで買った昼間用回数券で難波に向かった。

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