常磐線浜吉田-亘理間、2013年春運転再開へ
常磐線相馬-亘理間27.6キロは、東日本大震災で被災したため、運休し続けています。しかし、JR東日本仙台支社は、浜吉田-亘理間5.0キロについて、現ルートのまま、2013年春に運転を再開すると発表しました。バスの代替輸送については短縮せず、相馬-亘理間のままです。
8月上旬から始まる復旧工事では、津波で海水につかった線路の交換、浜吉田駅の改修、浜吉田駅での折り返し運転に対応した信号設備の設置などを行います。津波からの避難対策として、沿線2か所の集会所などを避難場所に指定し、付近を通る盛り土構造の常磐道に駆けあがることができる階段を設けました。順調に進めば来年春に工事は完了します。3月のダイヤ改正に合わせる可能性もあるようです。
同じく現ルートで復旧させる区間としては、常磐線の相馬-駒ヶ嶺間もありますが、こちらはルート移設区間(駒ヶ嶺-浜吉田間)と同時期の運転再開となるようです。仙台への通勤・通学輸送が見込めるかどうかの違いでしょうか?
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120727t15019.htm)
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