京阪旧3000系、前面を往年のイメージにデザイン変更
2013年春の引退が決まり、引退興行中の京阪旧3000系。旧3000系は1995年に大規模な更新工事を行い、車両前面のデザインを大きく変更しました。しかし、引退に当たり、旧3000系の車両前面のデザインを更新前のものに戻しました。いわゆる「クラシックタイプ」です。
主な変更内容は、京阪特急のシンボルであるハトマークを更新工事前のスタイルにしました。また、現行の車両番号を目立たない色、場所に変更し、更新前の旧車両番号(当然ながら3000系時代のもの)を外観上のイメージとして表示しています。なお、変更箇所は前面のみであり、塗装の変更はしていません。
「クラシックタイプ」の運転開始は、9月29日中之島11:40発の臨時快速特急出町柳行き。京橋までは各駅に停まり、そこからは七条までノンストップです。旧3000系は9月25日から28日まで運行していなかったので、その間に変更工事を行ったのでしょう。
9月29日の「クラシックタイプ」竣工記念列車は、乗車券だけで乗車できます。当然ながら、事前予約は要りません。しかし、同日から発売される京阪電車オリジナルDVD「旧3000系特急車 ~ラストランに向かって~」(3800円)を中之島駅の特設会場で買った人(先着205人)には、「着席整理券」を渡します(DVDの購入枚数にかかわらず、1人1枚のみ)。この「着席整理券」を持っていれば、指定された窓側の席に座ることができるのです(ただし、11:30までに座らなければ、その権利は放棄したことになります)。
(参考:京阪ホームページ http://www.keihan.co.jp/info/upload/2012-09-18_ex-3000_classic%26dvd.pdf、http://www.keihan.co.jp/traffic/railfan/3000/schedule.html?ym=201209)
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