屋久島の森林鉄道旅客化構想
世界遺産で有名な屋久島には、森林鉄道が残っています。1923年に開業し、最盛期には総延長が26キロありましたが、今でも一部区間は残っています(一部はつい最近まで、発電所などの維持管理専用軌道として利用されていました)。その屋久島で、森林鉄道を旅客化しようという構想があります。8月16日には、町議を含めた地元関係者が実際にトロッコ列車に乗る「視察会」も行われました。もし、旅客化が実現すれば、縄文杉の観光はかなり楽になります。今は10時間かけて歩く必要がありますが、5時間程度で済みます。体力に優れていなくても行くことができるようになるのです。
ただ、旅客化するのは簡単ではありません。線路や路盤の強化を行う必要があり、駅もつくらないといけません。トロッコ列車の車両もつくらないといけません。これには数十億円かかるともいわれています。また、森林鉄道の軌道が登山路になっているところがあり、旅客鉄道にするのなら、歩道を別につくるなどの追加工事が必要となります。
このように実現に向けての問題は多いですが、どうなることでしょうか?
(参考:タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/847)
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