土佐電鉄、11月1日に昼間中心の減便ダイヤ改正
土佐電鉄は11月1日にダイヤ改正を行います。この前のダイヤ改正は2006年4月1日のことですから、6年7か月ぶりのことになります。
今回のダイヤ改正では、利用者から要望の多かった終電延長について、金曜日(祝日の場合は除きます)のみ行うことにしました。また、昼間の高知駅前-枡形間直通便には、外国電車(当初の予定より運行開始が遅くなりました。11月3日から休日に限り行います)、アンパンマンミュージアムPR電車、ホビー電車等を活用し、観光に役立てようとしています。これらの電車は、高知駅前ににぎわいをもたらすように、高知駅前で30分程度留置されます。
ここで一番重要な改正点を書いていませんでした。利用者の減少に苦しむ土佐電鉄は、乗車率の低い昼間時間帯を中心に減便することになりました。主な内容は、(1)市内線(鏡川橋-文殊通間):(現行)4~4.5分間隔→(改正後)5~5.5分間隔 (2)桟橋線:(現行)6分間隔→(改正後)7分間隔 (3)後免線(領石通-後免間、10:30~16:00の間):(現行)13~16分間隔→(改正後)21分間隔 (4)伊野線(朝倉-鏡川橋間、平日9:20~15:20の間、休日8:55~18:40の間):(現行)8分、13分間隔→(改正後)21分間隔 です。
土佐電鉄の厳しい経営上がうかがえます。厳しい状況が続けば、高知市内はともかく、末端区間の廃止もあり得るかもしれません。
(参考:土佐電鉄ホームページ http://www.tosaden.co.jp/new/news-395.html、http://www.tosaden.co.jp/new/news-400.html)
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