JR北海道711系、2014年度末で引退
JR北海道は、北海道初の国鉄電車として1968年に登場した711系を2014年度末で引退させる方針です。新型車に代替するとのことですが、711系が主に使われるのは岩見沢-旭川間なので、室蘭線のようにディーゼルカーになる可能性もあります。
711系は1968年、函館線小樽-滝川間の電化に合わせて登場しました。その後、電化区間の拡大とともに千歳線や室蘭線などにも進出しました。近郊型電車でありながら、(一部の改造車を除き)2扉しかなく、しかも車端に寄っているためか、急行として使われたこともありました。小樽-旭川間の急行「かむい」や札幌-旭川間ノンストップの急行「さちかぜ」として使われたこともありました。
ピーク時の1985年前後には3両編成38本が活躍していましたが、2012年6月現在で16本のみ残っています。そのうち、2本はデビュー当時の塗装に戻されています。
(参考:北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/421566.html、「鉄道ジャーナル」2012年8月号 鉄道ジャーナル社)
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