北陸新幹線開業してもJAL羽田-小松線、当分減便せず
北陸新幹線が2014年度末に金沢まで開業すると、航空便に大きな打撃を与えると言われています。特に影響が大きいのは、羽田-富山・小松線。現在、ANAは羽田-富山間を6往復、羽田-小松間を5往復していますが、北陸新幹線開業後に減便や小型化を検討しているようです。
羽田-小松間はJALも1日6往復しています。当然ながら、新幹線が開業するとJALも影響を受けます。ところがそのJAL羽田-小松線についてJALの植木社長は、新幹線が開業したからと言ってすぐに減便や撤退する考えがないことを明らかにしました。JAL社内では機種の小型化で対応したいと考えているところもありますが、当面は減便や撤退はしないのです。北陸新幹線でビジネスや観光の需要が増えれば、航空需要もそれほど減らないと考えているようです。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2012112702000185.html、北國新聞ホームページ http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120223304.htm)
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Comments
羽田-小松線はANAはB777を投入、JALもB737運航が多い中で、全便B767を使用している程の高需要路線であるから、いきなり全廃になることはないと考えているのでしょう。
小松空港は金沢市街からはかなり遠い(特急1駅分の距離がある)が、小松空港の利用範囲は金沢だけけでなく、加賀市や福井も含まれる。
しかも、新幹線の所要時間は、東京-富山が2時間10分、金沢で2時間25-30分とされているが、全部の列車がこの時間で走るわけではない。
東京-山形や新潟、花巻は航空はほぼ全面撤退したが、八戸や青森は存続している。
>JAL社内では機種の小型化で対応したいと考えているところもありますが、
ただ、羽田は原則100人以下の小型機の乗り入れは認めない方針なので、B767→B737で対処できるレベルならともかく、エンブラエル機にまで縮小する必要があるなら、無理に維持することはないでしょう。
JALは羽田枠も余りもらえなかったし、他の路線に転用した方がよいかもしれません。
Posted by: かにうさぎ | 2012.12.01 10:55 AM
かにうさぎさん、こんばんは。
* 羽田-小松線はANAはB777を投入、JALもB737運航が多い中で、
当面は航空便を維持できるレベルの需要はあると見込んでいるのでしょう。需要が少なければ撤退すればいいだけですから。
Posted by: たべちゃん | 2012.12.01 10:51 PM