常磐線坂元、山下駅は高架で復旧
常磐線駒ヶ嶺-浜吉田間のうち14.6キロは、以前にも書いたとおり内陸に移設して復旧します。このうち、山元町内について、新たな情報が入ってきました。JR東日本と山元町がまとめた構造計画案によれば(6日に住民対象の説明会が開かれました)、山元町内の移設区間は12.1キロありますが、そのうち約5キロが高架化されるのです。
高架化する理由は、地盤の状況や津波防災の観点のほかに、線路で地域が分断されるのを防ぐため。山元町は移設した新駅付近に新しい市街地をつくるコンパクトシティー構想を掲げていますが、線路が地上を走ると、それに合わなくなる危険性があるからです。道路との交差は立体交差を基本とし、それが困難な場所については、迂回路を確保します。坂元、山下の両駅は高架駅となります。両駅は地上7~8メートルの高さとなり、線路部分は5~10メートルの高さになります。戸花山付近はトンネルになります。都市計画決定後、用地交渉を行い、こちらでも書いたように2014年春の着工を目指しています。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20121206-OYT8T01499.htm)
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