JR御茶ノ水駅バリアフリー化へ、完成は7年後
JRなど鉄道会社も、利用者の多い駅を中心にバリアフリー化が進みつつあります。
とは言っても、利用者が多いにもかかわらず、バリアフリー化が難しい駅もあります。中央線(快速)と総武線が接続し、地下鉄との乗り換えもできる御茶ノ水駅もそのひとつです。乗客数が1日平均約10万人いて、周辺に大学病院など大規模病院がたくさんあり、通院する高齢者からバリアフリー化の要望が強いにもかかわらず(2008年には順天堂大学の患者などから1万人を超える署名が、JR東日本に寄せられました)、バリアフリー化が難しいのです。
なぜ御茶ノ水駅はバリアフリー化が難しいのでしょうか? 御茶ノ水駅のホームは川沿いにあって非常に狭く、現状のままではエスカレーターもエレベーターも設置できないのです。そこで、JR東日本はホームの上に(現在2つある改札をつなぐ)コンコースを設け、そのコンコースにエスカレーターやエレベーターを設置するのです。また、千代田区との合意を受け、聖橋口の駅前広場機能の整備を行います。
もっとも、狭い場所で行う工事のため、御茶ノ水駅のバリアフリー化は2018年度、駅前広場機能整備は2020年度、つまり7年後のことになります。
(参考:朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201212280299.html、JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2009/20100322.pdf、http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130902.pdf)
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