陸前高田市のBRTルート案は、すべて一般道使用
昨年のことですが、陸前高田市で2012年12月18日、市議会三陸縦貫道等整備促進特別委員会が開かれました。その特別委員会で、JR大船渡線の仮復旧で導入するBRT(2013年春運行開始予定)の具体的なルート案が公表されました。
それによりますと、陸前高田市内は専用道をつくらず、すべて一般道を通ります。気仙沼方面は陸前高田から大船渡線を離れて海岸沿いの国道45号を通ります。当初の話では、気仙沼-盛間の約6割が専用道になる予定でしたが、この様子だと少なくなりそうです。陸前高田駅-盛駅間は農免道を通り、(1)国道45号から通岡<かよおか>峠の一般道を通るルート(三陸道は制限速度70キロなので、BRTでは通ることができないようです) (2)アップルロードを通り、小友駅、細浦駅を経由するルート の2ルートに分かれます。陸前矢作-陸前高田間は枝線みたいな格好となり、国道343号線沿いに進みます。
駅は2つ新設します。気仙町双六地区には長部駅(大船渡線から離れた、海岸沿いにあります)を、県立高田病院には県立高田病院(仮設)前を新設します。県立高田病院(仮設)前は陸前高田-脇ノ沢間にできます。陸前高田駅は市役所、陸前矢作駅は国道343号の矢作小入り口付近、脇ノ沢駅は米崎町のアップルロード沿いに設置します。竹駒駅、小友駅は既存の駅を使います。駅には待合室を整備します。また、竹駒町には仮設バスターミナルを整備するようです。
(参考:岩手日報ホームページ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20121219_3)
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