東武伊勢崎線等3月16日にダイヤ改正
東武は、東上線のみならず、伊勢崎線等についても3月16日にダイヤ改正を行います。特急に関しては昨年中にプレスリリースが載っていましたが、2月14日になって快速以下の列車も発表されたのです。
とうきょうスカイツリーに停まる列車がさらに増えます。「スペーシア」「りょうもう」など、浅草を10:00以降に出るすべての下り特急が、とうきょうスカイツリーに停まります。快速や区間快速も停まるようになりますので、とうきょうスカイツリーを通過するのは、朝の下り特急だけということになります。
特急関連でいえば、帰宅時間帯を中心に「りょうもう」「きりふり」を増発するとともに、「スペーシア」の下り初列車である「けごん1号」が新たに板倉東洋大前に停まります。板倉東洋大前に8:26に着きます。とうきょうスカイツリーの停車増は予測できましたが、板倉東洋大前は予想がつかなかったです。ゴルフ需要にこたえてのもののようです。
日光方面への区間快速は東武動物公園以北が各駅停車で、かなり使いづらい状態でした。今回の改正で、新大平下まで快速運転され、浅草-東武日光間で所要時間を平均18分短縮します。ただし、快速・区間快速の本数が減ります。快速は下りのみ4本、区間快速は下り4本、上り8本だけとなり、日中は2時間間隔となります。東武としては、日光・鬼怒川へは有料の特急を使ってほしい、というのが本音でしょう。
東京メトロ日比谷線との相互直通運転区間を南栗橋まで延伸します。南栗橋-新栃木間は早朝、深夜時間帯の一部列車を除き、4両編成の区間運転を行い、浅草方面への直通はほとんどなくなります。平日朝のラッシュ時も、南栗橋で急行または区間急行を接続させ、北千住-新栃木間の所要時間を最大11分短縮させます。南栗橋で車両増結作業にかかっていた時間がなくなるためです。同じことは伊勢崎線でもあり、平日朝のラッシュ時に館林で区間急行を接続させ、北千住-太田間の所要時間を最大7分短縮させます。館林で車両増結作業にかかっていた時間がなくなるためです。平日朝の区間急行は10両編成から8両編成に変更され、浅草行きも北千住での切り離し作業が不要となります。
日中に関しては、平日も休日も変わります。半蔵門線からの急行が改正前は久喜発着、南栗橋発着が共に3本ずつ(1時間当たりの片道の本数、以下同じ)だったのが、久喜発着が4本、南栗橋発着が2本となります。日比谷線からの直通列車は6本運転されますが、そのうち2本は南栗橋発着となります。南栗橋発着の普通は東武動物公園で久喜発着の急行と接続します。浅草-久喜間の区間準急が浅草-竹ノ塚間の普通となります。浅草発着は特急や(区間)快速を除いて、浅草-竹ノ塚間の普通が3本、浅草-北千住間の普通が3本となります。つまり、北千住-東武動物公園間は急行と普通が6本ずつ運転されることになります(北千住-竹ノ塚間はこれに加えて普通が3本)。南栗橋-新栃木間は30分間隔で2本運転します。南栗橋では急行に接続し、栃木では(東武)宇都宮線との乗り換え時間を短縮します。久喜-館林間は普通を3本運転します。
休日の浅草発下り最終列車は0:23発竹ノ塚行きから0:09発北越谷行きとなり、最終が繰り上げられます。その代わり、日比谷線下り最終列車(北千住0:39発)が竹ノ塚まで直通運転します。あと、伊勢崎線は館林-太田間の一部列車でワンマン運転を実施し、日中を中心に館林-伊勢崎間を3両編成で直通運転します。
(参考:東武鉄道ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/25e9b0775fec378fd7c5ba152eae0a8b/121221.pdf?date=20121221114054、http://www.tobu.co.jp/file/pdf/0246ff6eb40a2a1a4f4b9c182920225e/130214-1.pdf?date=20130214125102)
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Comments
板倉東洋大に特急が止まる件ですが、以前学会で同大学にいった時に、あまりに不便なので閉口しました。朝の8時代に40分近く間が空いていました。
東洋大学もしびれをきらしたにか、一部の学部が板倉から東京に白山のメインキャンパスに戻ってきています。
Posted by: 林薫 | 2013.02.26 02:35 PM
林薫さん、こんばんは。
* 東洋大学もしびれをきらしたにか、
18歳人口が減っている現在、都心から遠く離れたところに大学があるというのは、学生募集において大きなマイナスポイントです。
Posted by: たべちゃん | 2013.02.26 10:07 PM