JR夜行バス等(名古屋・関西・四国方面)、3月から乗車日によって運賃が変動
JRバス関東・JR東海バス等は、東京・新宿-名古屋線、東京・新宿-京阪神線、東京・新宿-四国線の夜行便(東京・新宿-京阪神線は、昼行便も含みます)の運賃を、3月11日(東京・新宿-名古屋線は3月1日から)から乗車日によって変えます。
新しい運賃制度は、乗車日によって運賃が4段階に分かれます(東京・新宿-四国線は3段階)。週末の金曜日は、一番高いランクの運賃が適用されることが多いです。東京駅・新宿駅-大阪駅JR高速バスターミナル間の「ドリーム号」(3列シート)で比較すると、一番高いS期間は8600円、一番安いC期間は7200円です。路線によっては、繁忙期には「早売」の制度が一切ないということもあります。また、東京・新宿-名古屋線、東京・新宿-京阪神線は往復割引の制度はありません。なお、東京・新宿-名古屋線の切符を「みどりの窓口」で買うと、乗車日にかかわらず通常期(B期間)の運賃が適用されます。運賃の高い繁忙期(S期間、A期間)などは「みどりの窓口」で買ったほうが安いということもあります。
3月11日からは高速バスを利用する場合のルールが変更されます。これまでは発車時刻までに払い戻せば、100円の手数料で済みました。しかし3月11日以降の購入については、東京・新宿-京阪神線「ドリーム号」など、乗車するバスを指定した運行400キロ以上の系統の乗車券・座席券を払い戻す場合には、乗車日の2日前までが100円、前日から発車時刻までは運賃・料金の20%が払戻手数料となります。「早売」などの割引乗車券については(身体障害者割引、学割は普通乗車券と同じ扱いです。つまり、2日前までが手数料100円です)、乗車日の12日前までが100円、11日前から発車時刻までは運賃・料金の20%が払戻手数料となります。割引乗車券は購入後の乗車変更も不可能になります。一旦払い戻すことになります。「高速バスネット」で予約した乗車券の引き取り期限も原則として統一されます。3月11日(東京・新宿-名古屋線の夜行バスは3月1日)以降の予約分から、予約日を含めて3日間に統一されます。乗車日当日は発車の1時間前です。また、「高速バスネット」で予約した乗車券はセブンイレブンでも受け取ることができるようになりました。2月4日10時以降受け取り分から適用されます。反対に、インターネット販売の充実やコンビニでの受け取り等が普及したことに伴い、東京・新宿-京阪神線などの路線で、3月10日乗車分を以って「みどりの窓口」での販売を終了します。
話は変わりますが、3月1日からは東京・新宿-名古屋線などでダイヤ改正を行います。新東名経由の直行便「新東名スーパーライナー号」を1日3往復から5往復に増便します。週末などには東名経由ですが、名古屋市内(千種駅前・本山・星ヶ丘・名古屋インター)のみに停車し、その後は霞が関までノンストップという便ができます。名古屋駅発8:30、東京駅着14:25です。反対に、東名経由の超特急・特急が2往復減便になります。新瑞橋・三河安城駅・岡崎駅を経由する「ドリームなごや・三河号」が池尻大橋(東京駅行きのみ)・新宿駅にも停車します。霞が関は通りません。静岡駅と大阪駅、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを結ぶ昼行バスが東名豊川・東名本宿にも停車します。愛知県東部からの利用が便利になります。3月11日からは、東京・新宿-京阪神線、東京・新宿-四国線もダイヤ改正を行います。「ドリーム高松・松山号」の高松地区の発着を取りやめ、東京地区と愛媛地区を結ぶ「ドリーム松山号」にリニューアルし、新たに新宿駅を経由します。
(参考:JRバス関東ホームページ http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/post_164.html、http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/post_165.html、http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/20130311unchin.pdf、JR東海バスホームページ http://www01.jrtbinm.co.jp/info/130125/index.html)
| Permalink | 0
「バス」カテゴリの記事
- スマホで北関東周遊(0)(2024.12.01)
- 久留里線久留里-上総亀山間、廃止へ(2024.11.28)
- 前橋の若者はバス1割引(2024.12.01)
- 岸和田無料バス乗車レポート(2024.11.23)
Comments