N700Aにも温水洗浄便座
今年2月8日に運行を開始した、JR東海のN700A。2013年度までに13編成を投入します。
このたび、JR東海は2014~2016年度の各年度で6編成ずつ、計18編成を投入することにしました。日本車両製造と日立製作所が製造することになります。2016年度末の段階では、N700Aが31編成、N700Aに採用した機能の一部を取り入れる改造をしたN700系が80編成、700系が約20編成となります。つまり、JR東海が所有する新幹線車両のうち、N700Aタイプの車両が8割以上となります。概算の費用は、車両製作費用、補修部品の費用を含めて、約880億円です。
この追加投入されるN700Aで特筆されることは、すべてのトイレ便座に温水洗浄便座が取りつけられること。これからつくられる北陸新幹線用のE7系、W7系にはすべての洋式トイレに温水洗浄便座を取りつけますが(JR東日本は2001年度以降、東北、秋田、山形新幹線車両のトイレに温水洗浄便座を取りつけていますが、グリーン車のみです)、東海道新幹線ではこれが初めてです。これからもどんどんほかの鉄道車両に普及していくことでしょう。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/nws001159.html、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF21051_R20C13A2000000/、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130222-OYT1T00229.htm)
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