JR神戸線御着-姫路間に新駅、2016年春開業予定
アーバンネットワークの西端に当たる姫路でも、新駅が相次いでできています。2005年にひめじ別所駅が、2008年にはりま勝原駅が開業しました。そして、姫路に新たな駅が追加されます。以前にも少し触れましたが、JR神戸線御着-姫路間にできる新駅です。2016年春に開業する予定で、駅の名称は未定です。
その新駅は姫路駅の東約1.9キロのところにできます。市川の西側にあり、周辺には兵庫県立ものづくり大学校や姫路署などの公共施設があります。1階に改札、2階にホームがある構造で、乗降客は1日6000人を想定しています。一般車やタクシーの乗降場、駐輪場などを整備する駅前広場の予定地約3000平方メートルは市有地となっています。南側約90ヘクタールでは土地区画整理事業が進み、5500人の居住を見込んでいます。
新駅は2010年に、JR西日本が姫路市に設置を提案したのがきっかけです。新駅の設置費は約27億円ですが、JR西日本と姫路市は費用負担割合などについて協議を続け、姫路市が国の補助を含めて2/3を、JR西日本が残りを負担します。姫路市は2013年度当初予算案に、駅前広場と周辺道路の設計費など4700万円を盛り込みました。その予算案が正式に通れば、3月中にもJR西日本との間で正式な協定を結ぶようです。
(追記1)
3月28日、JR西日本から新駅(仮称は「東姫路」)設置についての発表がありました。12両対応の相対式ホーム2面の駅となります。上屋は6両分のみです。エレベーター2基も設置されます。
(追記2)
新駅の名称が、仮称通り、東姫路となりました。姫路市の公募では白鷺に次ぐ2位で、約半分の票数しかありませんでしたが、場所のわかりやすさを重視したようです。普通列車のみが停まる予定です。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201302/0005758040.shtml、http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201303/0005853603.shtml、http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008450697.shtml、JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/03/page_3574.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/10/02/261266.html)
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