JR四国、ドア半自動扱いを通年化へ
JR四国はこれまで、夏季(6月1日~9月30日)と冬季(12月1日~3月31日)の間、特急を除く車掌の乗務する列車において、半自動扱いを行っていました。乗客が自らドア開閉押しボタンでドアを開け閉めするのです(もちろん、車掌等が安全を確認しています)。
この半自動扱いの認知度が上がってきたことなどから、JR四国は4月1日から、ドア半自動扱いを通年化することにします。春や秋も半自動になるのです。
通年半自動扱いの対象になるのは、ドア開閉押しボタンのある198両。内訳は113系12両、121系38両、7000系36両、6000系6両、5000系18両、1000型38両、1200型18両、1500型32両です。ただし、ワンマン列車については、地上運賃収受型ワンマン列車を除いて半自動扱いはしません。「マリンライナー」については、一部列車を除いて高松駅でのみ半自動扱いを行います。
昔の半自動は重たいドアを手で開けるものだったのですが、最近はボタンを押すだけで開閉できるので、寒冷地以外にも普及してきています。冷暖房が外へ逃げず、節電にもつながります。なお、ドア開閉押しボタンのないキハ47形19両については、現行通りの夏季、冬季のみ半自動扱いを行い、通年扱いとはしません。
(参考:JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-03-04/02.htm)
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