アジア観光客増加の南海、「指さしツール」で韓国語、中国語に対応
LCCのPeachは、国内線だけでなく国際線も運航しています。韓国、台湾、香港の3路線を運航しています。そのためもあって、関空のアジア観光客が増えています。関空の利用者が増えるということは、そのアクセスである南海の利用者も増えるということです。南海空港線の輸送人員も、2012年4~12月でみると、前年同期比約15%増の約620万人でした。
しかし、関西空港駅にいる38人の駅員のうち、中国人1人を除いては、韓国語や中国語ができるのはほとんどいません。そこで南海が考え出したのは、「指さしツール」と名付けた10ページのシート。電車の乗りかたや道案内、忘れ物対応などの案内文を、日本語、韓国語、中国語の3か国語でマニュアル化したものです。駅員がシートを指さすことによって、韓国人や中国人などと意思疎通を図るのです。シートは2月6日に、有人全駅に配付しました。関西空港駅の駅員の話では、外国人には急行、区間急行、普通の違いが分かりにくく(日本人でも沿線以外の人にはわかりにくいでしょう)、窓口に応対が短くなったと評価しています。シートを小さくした携帯版もあり、関西空港駅のほか、乗り換え駅である泉佐野や岸和田(特急が急行を追い越します)でも活用されているようです。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130319/wlf13031912340009-n1.htm)
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