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大船渡線気仙沼-上鹿折間の取り扱いについて

 大船渡線のBRTは3月2日に運行を開始しましたが、気仙沼-上鹿折間についてはミヤコーバス鹿折金山線(気仙沼西高-鹿折金山間)の気仙沼駅前-上鹿折駅前間をBRT扱いとして運行します。気仙沼方面が1日6本、上鹿折方面は1日5本です。ともに始発の1便は平日のみの運行です。その内容について詳細が明らかになっていましたので、紹介します。

 BRT扱いとなるBRT区間(気仙沼駅前-上鹿折駅前間)は、鉄道に準じた運賃となります。停留所ごとに運賃が定められ、130~200円です。気仙沼駅前-鹿折唐桑駅前間については、鹿折金山線を利用した場合は130円、盛方面へのBRTを利用した場合は140円になりますので、注意が必要です。BRT区間とミヤコーバス区間(気仙沼駅前-上鹿折駅前間以外)を連続して利用するときは、従来と運賃は変わりません。ミヤコーバスの普通回数券でも、BRT区間を利用することができます。BRT区間の鉄道駅(気仙沼・鹿折唐桑・上鹿折)以外のバス停から乗車し、鉄道やほかのBRT線の駅まで利用する場合は、外側の鉄道駅からの運賃が適用されます。逆方向の利用も同様です。例えば、両沢バス停から乗車し、気仙沼駅で鉄道に乗り換え千厩駅まで行く場合、両沢の外側にある鉄道駅、上鹿折から千厩までの運賃が適用されます。

 定期運賃については、BRT区間とミヤコーバス区間では取り扱いが異なります。BRT区間だけを利用する場合は、JRの窓口でBRT定期券を購入します。1か月通勤定期券でみる限り、JRの地方交通線と同額です。BRT区間とミヤコーバス区間を連続して利用する場合は、2つの方法があります。ひとつは、BRT区間とミヤコーバス区間で定期券を分ける方法。もうひとつは、全区間のミヤコーバス定期券を買う方法。安いほうを選択すればいいですが、BRT区間とミヤコーバス区間に分けて定期券を買う場合、BRT区間はJRの窓口で、ミヤコーバス区間はミヤコーバスの窓口で定期券を分けて買う必要があります。1か所でまとめて買うことはできません。なお、BRT定期券はBRT以外のミヤコーバスに乗車することができず(バスにはBRTであることを示すステッカーが貼られています。定期券以外でも、JRの乗車券を持っている人は、BRT扱いになっているもの以外のミヤコーバスに乗ることはできません)、ミヤコーバス定期券では盛方面に直通するBRTに乗車することはできません。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/news/pdf_1361789170_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/news/pdf_1361789238_1.pdf)

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