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銚子電鉄、資金不足で夏に減便、来年秋には運行停止か?

 自主再建を断念し、国や県などに財政支援を求めている銚子電鉄。銚子市は、線路などの施設管理を市などが担い、運行は銚子電鉄が行う上下分離方式による再建を目指す方針です。

 ところが事態はかなり悪いようです。銚子市は市内の交通事業者ら(JR、バス、タクシー、地元観光商工業団体など)から意見を聴く「銚子電鉄運行維持管理対策協議会」を設立し、11日にその初会合を開きました。そこで銚子電鉄の竹本社長から、車両不足で減便の可能性があり、さらには運行不可能になる事態であることが報告されました。

 銚子電鉄には4編成があります。今年7月には老朽化した1両(8月に車検が切れます)を中古車両に買い替える予定でしたが、資金不足で断念しました。これにより車両は3編成に減少し、夏には減便して現在30分程度の運行間隔だったのが45~60分間隔に伸びます。来年10月にはもう1編成も使えなくなり、2編成になってしまいます。こうなると運行は不可能なようで、1億円を出して中古車両を買わないといけないようです。更新時期を迎えるものが多いため、車両や設備を含めた合計では、今後5~6年間で約6億円が必要だということです。

(追記)
 ところが、4月に行われた市長選で、上下分離を推していた野平前市長が落選しました。新しく市長に就任した越川市長は市の財政負担が大きいことから、上下分離に慎重な姿勢をみせていて、支援策は白紙に戻りました。ただ、8月に使える車両が減って現在のダイヤが維持できなくなることに関しては、何らかのかたちで支援したいとしています。

 銚子電鉄の2011年度の全体収益は約4.2億円ですが、このうち鉄道事業はたったの約8400万円、ぬれせんべいなどの販売は約4倍の約3.36億円です。鉄道業というより菓子製造販売業というのが正確な見かたのようです。

 このような銚子電鉄の状況に対して、疑問視する人もいます。国交省は客の乗っていない電車を副業として走らせるのはおかしいと言い、協議会は銚子電鉄が行政の支援を受けるのならば、副業を切り離して鉄道に専念すべきだとしています。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/130411/chb13041122030004-n1.htm、http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130602/biz13060210590007-n1.htm、千葉日報ウェブ http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/131901)

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