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大変貌の東急東横線渋谷駅を見る(2)

 都営浅草線の日本橋駅に行き、13:58発の羽田空港国内線ターミナル行き快特に乗る。見慣れない電車だと思ったら、千葉ニュータウン鉄道の車両だ。今年できたばかりの新車。

 地下鉄内は各駅に停まっていたが、京急では通過運転。品川を出ると京急蒲田、羽田空港国際線ターミナルに停まるだけ。カーブが多く、決して高速運転がしやすい路線ではないが、攻めるように走る。高架化が完了した京急蒲田を通る。上下線が別々の階を走り、次の駅の手前で合流するのであるが、品川方面から走ると上下逆のところを走っている感じとなる。横浜方面へ直通する列車に合わせて配線を設計したのだろうか?

 羽田空港からは横浜に行きたいが、そのまま折り返すのは面白くないので、いったんモノレールで天空橋まで行くことにする。天空橋には普通しか停まらない。羽田空港第2ビル14:38発のに乗るが、途中で快速に抜かれるため空いている。

 天空橋で京急に乗り換え。昔乗り換えたとき、かなり手間取った記憶があるが、階段を降りるだけで京急のホームに着く。モノレールを降りて2分後、京急の客となる。横浜方面への「エアポート急行」だ。

 京急空港線内は各駅に停まり、京急蒲田に到着。日中のダイヤでは、京急空港線の各駅から品川に直通する電車はない。京急蒲田で階段を上り下りする乗り換えとなる。多くの人が降りてすぐに反対方向に出発。乗り降りに時間がかかる、大きな駅の停車時間ぐらいの短さで反対方向に走り出す。

 「エアポート急行」は、主要駅にこまめに停まる。京急の日中のダイヤは快特と普通の組み合わせなので、中間に入る「エアポート急行」はちょっと大きい駅の需要に応える、適切な列車なのかもしれない。

 横浜に到着。ここで目指すは昨年7月にオープンした原鉄道模型博物館だ。横浜駅を出てすぐの、横浜三井ビルディングの中にある。駅からいったん地下街に入るが、横浜三井ビルディングの場所が示されているので、それに従って行けばよい。入場券を買って中に入る。

 原鉄道模型博物館は、原信太郎氏のコレクションなどを収めたもの。コクヨの関連会社の社長まで務めながら、鉄道を一生の趣味として極めた、我々の模範とすべき人である。鉄道模型に関しては、リアルさを追求するため、本物の電車のように架線から集電したり、惰性で走ったりするようにしている。レールや車輪も本物同様、鉄だ。博物館のメインである一番ゲージ(軌間45ミリ、縮尺1/32)のレイアウトは、その集大成である。そのレイアウトの横には横浜を題材にしたレイアウトがあるが、一番ゲージのレイアウトを見ると、物足りなく感じる。一番ゲージのレイアウトを見る前に見ておくか、思い切って飛ばしたほうがよい。なお、トーマスの企画展を行っていたため、家族連れの姿が目立った。一番ゲージの迫力は出てからも続く。横浜三井ビルディングの1階には鉄道模型の店がある。そこのNゲージの模型を見ると、いつもより小さく感じた。まるでZゲージみたいだった。(続く)

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