北陸新幹線金沢-敦賀間の駅構造
昨年着工が決まった、北陸新幹線金沢-敦賀間。途中に福井など5駅ができますが、その駅の構造はどのようなものでしょうか?
島式2面4線となる駅は、金沢と敦賀のみ。福井駅は、島式1面2線です。注目されるのは、「こだま」のみの停車駅みたいな、相対式2面4線の存在。加賀温泉駅と南越駅がそれに該当します。残る小松駅と芦原温泉駅は相対式2面2線です。これで北陸新幹線全体(高崎-長野-金沢-敦賀間)で、追い越しができる駅は、(高崎)、軽井沢、長野、上越、富山、金沢、加賀温泉、南越、(敦賀)ということになりました。
金沢以東の追い越しができる駅は、全列車停車する駅を中心に比較的大きい駅となっていますが、金沢以西は、福井にその設備がないこともあり、加賀温泉や南越といった、速達タイプは通過しそうな駅が選ばれています。敦賀まで開業した段階で、今の最速の「サンダーバード」のように、富山-大阪間に速達型の列車ができる可能性が高そうです。
(参考:北陸新幹線建設促進同盟会 http://www.h-shinkansen.gr.jp/eki-yotei01.html)
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