気仙沼線、大船渡線BRT、4月末に相次いで専用道延伸へ
BRTにて運行中の気仙沼線は4月25日から、大船渡線は26日から、専用道の延伸を行います。
気仙沼線は本吉駅-小金沢駅間内の2.0キロ、大谷海岸駅-陸前階上駅間内の1.1キロ、最知駅-松岩駅間内の1.8キロ、不動の沢駅付近-気仙沼駅間内の2.3キロ、合計7.2キロで専用道の供用開始を行います。これにより、専用道は合計で11.6キロとなります。不動の沢駅の駅舎、本吉駅の専用道ホームを整備し、供用を開始します。不動の沢駅は移設となります。また、本吉駅ではトイレの改修、駅南側からの通路の設置をします。本吉駅の通路は10日から供用開始します。
ダイヤ改正も行います。専用道区間が増えますが、一般道区間の一部において現行の運転状況を勘案した運転時分への見直しを行います。現行ではベイサイドアリーナ通過便の最速が116分(柳津-気仙沼間、以下同じ)、ベイサイドアリーナ経由の最速が123分ですが、それぞれ113分、119分となり、それぞれ3分、4分短縮されることになります。運行本数は変わりありません。
大船渡線は第二小友交差点-小友駅-新田交差点の0.6キロ、田茂山交差点-盛駅間0.7キロの合計1.3キロで専用道の供用開始を行います。これにより、専用道は合計で3.2キロとなります。なお、新田交差点-大船渡駅間の10.0キロにおいて専用道の整備中であり、これが完成すると小友-盛間は専用道を走行し続けることになります。
これまで駅前広場に発着していた盛駅ですが、専用道延伸により駅構内に乗り入れることになります。駅ホームからBRTに乗ることになります。1番線が降車ホーム、2番線が乗車ホームとなります。従来の1番線と2、3番線との間の専用道上に横断道路を設置し、BRTに乗車するときや三陸鉄道に乗降するとき、乗り換えするときに、跨線橋を利用しなくても利用できるようになります。三陸鉄道が復旧する4月3日から利用できます。また、陸前矢作駅、小友駅の駅舎を整備し、供用を開始します。両駅は移設となります。
なお、専用道延伸に伴う、大船渡線のダイヤ改正はありません。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1364180184_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1364532862_1.pdf)
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