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阪神高速、「路外パーキングサービス」を期間限定で実施

 都市高速では土地の制約から、パーキングエリアを設置することは難しく、数が少ないのが現状です。しかし、そのような都市高速でも、トイレに行きたくなったり、休憩したくなったりします。そこで阪神高速が考えたのが、「路外パーキングサービス」、阪神高速の外の指定された施設を、高速道路のパーキングエリアのように利用することのできるサービスです。

 「路外パーキングサービス」は社会実験で、2009年から始まったサービスですが、延長がなされ、今のところ2013年9月30日まで行う予定です。「路外パーキングサービス」は事前に登録をしておく必要があります(事前に登録されている場合もあります)。路外パーキング対象施設は現在3か所、阪急梅田駅、大阪ステーションシティ、新西宮ヨットハーバーです。指定された出口でいったん高速を降り、指定された駐車場に停め、指定された入口からから再び高速に乗ります。従来なら、当然のことながら2回分の高速道路料金を払わないといけないケースですが、この「路外パーキングサービス」なら高速道路を下りずに走り続けたときと同じ料金を払えばいいだけです。ただし、指定された出口で降りてから指定された入口で再び高速道路に乗るまでの制限時間が2時間以内、指定された出口から出て指定された駐車場に停めるまでと、指定された駐車場を出てから指定された入口に入るまでの制限時間がそれぞれ20分以内という制限が付きます。

 それと忘れてはいけないのが、高速道路のパーキングエリアとは違い、駐車料金がかかること(利用金額によって無料サービスもあります)。都心にある阪急梅田駅、大阪ステーションシティでは仕方ありませんが、新西宮ヨットハーバーでも30分を超えると有料となります。利用する際には気をつけておかないといけない話です。そういう意味では、パーキングエリアと同様に気軽に使うことができません。
(参考:阪神高速ホームページ http://hanshin-exp.co.jp/drivers/etc/topics/parkingmoniter/index.html)

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