意外と屋代線代替バスは利用されている?
長野電鉄屋代線は2012年3月に廃止され、代替バス「屋代須坂線」の運行を始めました。一般的に、鉄道が廃止され代替バスになると、利用者は大きく減ると言われています。長野の場合はどうだったのでしょうか?
長野電鉄活性化協議会が1月に調査しました。平日の22、25日と土曜日の26日の3日間行いました。このうち、平日2日間の1日当たり平均利用者数は1005人でした。屋代線の平均利用者数は1295人だったので、代替バスへの利用者移行率は77.6%となります。ちなみに、土曜日の利用者数は369人でした。なお、3日間の調査日はいずれも雪か雨模様の天気でした。長野電鉄活性化協議会は2012年4月と9月にも調査をしています。4月の平日の利用者移行率は72.2%(1日平均利用者数936人)、9月は58.4%(1日平均利用者数756人)でした。
長野電鉄屋代線が廃止になったのは、屋代線が県庁所在地長野を避けて通り、人の流れと合っていなかったためと言われています。長野市など沿線自治体にとってどうしても必要な路線とは思われず、廃止されてしまったのです。そのため、代替バスも苦戦すると思われていましたが、意外と利用されているようです。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/130405/ngn13040517430003-n1.htm)
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