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九州新幹線2012年度利用者数は熊本以北1%増、熊本以南3%減

 JR九州は、九州新幹線の2012年度の利用状況を発表しました。

 それによりますと、博多-熊本間の1日平均利用者数は24900人(対前年比101%、200人増)、熊本-鹿児島中央間は13700人(対前年比97%、500人減)でした。開業2年目で観光特需がなくなり、一時の勢いがなくなりましたが、それでも九州新幹線開業前に比べれば大きく増えています。対前々年比(全線開業前日の3月11日までの比較)は博多-熊本間が140%(博多-鳥栖間「リレーつばめ」「有明」との比較)、熊本-鹿児島中央間が161%(部分開業時代の新八代-鹿児島中央間「つばめ」との比較)ですから。

 ただし、先ほども書いたように、博多-熊本間については、年間912.5万人の目標には3.1万人ほど及びませんでしたが、わずかながら増えています。これについては、近距離向けの様々な割引切符が効果を挙げているからとみられています。各駅ごとの利用者数は不明ですが、博多から近い駅の収入は増えています。新鳥栖駅の収入の伸び率は九州新幹線停車駅の中で最も高い21%、新大牟田駅も2月中旬までの数字ですが16%増えています。観光客を呼ぶのもいいですが、新幹線は日常でも使える交通機関ですので、確実な利用が見込める近距離輸送を伸ばすのは賢明な策でしょう。1回の金額はわずかでも、通勤やショッピングで繰り返し使ってもらえば総額は大きくなります。

 列車系統別の乗車率は、新大阪直通の列車の博多-熊本間の乗車率は52%(「みずほ」49%、「さくら」53%)、熊本-鹿児島中央間の乗車率は37%(「みずほ」31%、「さくら」38%)です。これに対して九州内列車(新下関発着を含む)の博多-熊本間の乗車率は32%(「さくら」36%、「つばめ」29%)、熊本-鹿児島中央間の乗車率は30%(「さくら」37%、「つばめ」19%)です。新大阪直通の列車が人気で、「つばめ」の利用が振るわないのは開業当初からの傾向です。今年春のダイヤ改正で博多-熊本間の「さくら」が一部削減されたのもわかります。
(参考:JR九州ホームページ http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/national/update/0405/SEB201304040066.html、佐賀新聞ホームページ http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2430987.article.html、中国新聞ホームページ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201303120177.html)

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