阪堺、内装に紀州材を使った「ウットラム紀州号」を公開
阪堺は、車内に和歌山県の木材(紀州材)を使った、「ウットラム紀州号」をつくりました。
「ウットラム紀州号」は阪堺が貸切電車の利用促進のため、大阪木材青年経営者協議会と検討し、和歌山県が実施している「紀州材プロモーション事業」で選ばれて実現したもの。通常の車両に木製のテーブルやバーカウンター(ビールサーバーを置くものです)を取り付け、吊革の持ち手も木に交換。床やヘッドマークも木製となっています。現役最古の車両「モ161号車」(1928年製)と標準的な車両「モ701号車」の2形式に着脱式に設置することができます。制作費約400万円は、和歌山県が紀州材のPRになるとして、全額補助しました。ちなみに、阪堺の貸切は年間約200回あるようです。
「ウットラム」は紀州材の「ウッド」と路面電車の「トラム」を組み合わせた言葉。当面は旅行会社のツアーや飲食店のイベント用として運行されます。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130422-OYT1T00700.htm、あべの経済新聞 http://abeno.keizai.biz/headline/820/)
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